白酒と甘酒

2月28日の大阪ほんわかテレビ(大阪 読売テレビの楽しいローカル番組です)「ひな祭り 知ってるつもり」で、白酒と甘酒は混同されることが多いが、全くの別物という話題を取り上げていました。僕も区別がついておらず、番組の内容も聞き流してしまったので、調べてみました。

白酒は、蒸したもち米・うるち米にみりん・米麹・焼酎などを混ぜて仕込み、約1ヶ月間熟成させた後、しぼらずにすりつぶして作ったもの。アルコール度は10%前後。

甘酒には大きく2種類あり、一つは蒸米に米麹とお湯を混ぜ、保温して一日置いたもの。麹が米を糖化して甘みを作り出すものです。通常はアルコール度数1%未満なので、お酒には該当しません。もう一つは、酒粕に砂糖・水・しょうがを加えて作るもの。アルコール度数が1%以上あるとお酒になります。

上本町近鉄百貨店の酒売場で辰馬本家酒造 白鹿の「蔵出し甘酒 しょうが入り」を見つけたので買いました。レトルトパウチで、アルコール分は1%未満、一つ150g入り126円でした。
 
原材料名に砂糖、酒粕、砂糖、米こうじ等々がありましたが、米はなかったのでおそらく後者の製法だと思うのですが、未確認です。
沸騰したお湯に袋のまま入れて4、5分温めるか、容器にあけて電子レンジで温めて飲みます。

白鹿の公式ホームページです。
http://www.hakushika.co.jp/

甘酒は、観光地で何度か飲んだくらいで、酒造メーカー製とはっきり分かるものを飲んだのは初めてだったのですが、とてもおいしかったです。
甘いのですが少し酸味もあり、また酒粕の味と香りもしっかりあり、大人が味わえる飲み物です。但し、甘酒ですので、本当に甘いものが苦手な方には向かないかもしれません。

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