鹿児島のビジネス情報誌「Region」と桜島

僕は大阪生まれ大阪育ちで今も大阪在住なのですが、2003年から2006年にかけて会社の転勤で福岡に住み、営業の仕事で、福岡県内の他、佐賀・長崎・熊本・鹿児島を回っていました。

大阪から行くと各地の産業についての事情が分からないので、インターネットや書籍・雑誌などで情報を集めます。その時に鹿児島県の産業情報について参考にしたのが地元老舗印刷会社の渕上印刷株式会社さんが発行されている季刊誌「Region」でした。

ビジネス寄りの鹿児島情報が掲載されている無料情報誌で、鹿児島県庁や鹿児島銀行、県内の主なホテルに置いてあるのですが、同社のホームページにデジタルブックで掲載されているので、今でも愛読しています。

下記渕上印刷さんの公式ホームページから、見ることができます。(閲覧にはFlushPlayerが必要です)
http://www.fuchigami.net/

冬号の18号の特集は「火山を活かす」でした。
桜島をビジネス資産として活かすことをテーマに、火山灰を使った焼き物、溶岩石を使ったピザ釜、桜島全体の観光資源としての活用策などが紹介されています。
鹿児島に行って驚いたのは、県庁所在地である鹿児島市都市部から見えるところで、活火山である桜島が噴煙を上げていることでした。知識では知っていましたが、実際に都市部から活火山の噴煙を見ると、表現が難しいのですが感動的な違和感がありました。

鹿児島観光は殆どできなかったのですが、一度だけ行った島津家の別邸である「仙厳園」から見た桜島の美しさにはまた別格でした。仙厳園の庭園は、桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てたものだそうで、とても大きなスケールの発想です。

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