平城遷都1300年祭の奈良平城宮跡観光の際注意が必要なこと

昨日、食イベント「クーカルイタリアン(Cu-Cal Italian)イン・奈良」に行くのを目的に、平城遷都1300年祭の会場、奈良平城宮跡に行ってきました。資料館や展示館は整理券が必要だったり、混んでいたりで入らなかったのですが、会場までのアクセスや会場に入ってからの移動に想定以上に時間がかかったので、参考までに書いておきます。
平城遷都1300年際の公式ホームページです。
http://www.1300.jp/
トップページ下部の「公式ガイドブック」のバナーから、ガイドブックや会場地図がpdfでダウンロードできます。
行かれる方は、事前に見ておかれることをお勧めします。このブログ記載の入場口や施設も地図上に表示があります。

■会場までのアクセスについて
昨日は、最寄り駅の近鉄大和西大寺駅より歩きました。公式ガイドブックでは、徒歩10分と書いてありましたが、なんと50分かかりました。
近隣の方への配慮のため、要所要所に警備員が立ち、会場までのルートは細い一本道に固定されています。「生活道路に入らないように協力をお願いします」との看板もありました。そのためゴールデンウィーク中の様に人が多いと入場までの時間が極端にかかるようになります。会場は広いのですが、会場までのアクセスがボトルネックになります。西大寺駅から会場に入るには踏切もあり、これもボトルネックになります。
踏切前の様子です。

また、西大寺駅からは佐伯門と玉手門のどちらかが入場口になるのですが、南側の玉手門から入ると入場までに大きく南に迂回することになります。会場内は広いので事前にどのような順序で中を回るかを予定し、入り口もどちらから入るか決めておくのが良いと思います。南側には、フードコート、案内所、お土産売場、朱雀門などがあります。
ただ、昨日は佐伯門からすぐそばのクーカル会場である交流広場に行きたかったのですが、混んでいるということで強制的に玉手門に迂回させられました。その時の警備担当者にもよると思いますが、なかなかひどい誘導でした。
南側の玉手門まで迂回したのも入場までに50分かかった大きな原因です。
会場南側の朱雀門です。

■会場に入ってからの移動について
平城宮跡は、当たり前ですが、実際の平城宮跡朱雀門大極殿などを再現しています。実際の距離を感じられるとてもすばらしい歴史施設です。
ただそのため、資料館や再現施設の間が離れていて、中に入ってからの移動に時間がかかります。
内部を走っているトラムやカートは歩くのとあまり変わらないスピードです。
日差しを遮るところも少ないので、夏に向けては暑さ対策も準備した方が良いです。
西大寺駅ではレンタサイクルもありますが、会場内では自転車を「押して下さい」と、警備員から制止されます。(警備員のいないところで乗っている人はいました)。また、昨日は会場に着く前の道路でも「混んでいるので押して下さい」と言われていたので、人が多い時にレンタサイクルはあまり意味がないようです。

朝堂院南端から見た大極殿です。

間近で見た大極殿です。中央階段部分上に小さく並んでいるのは人です。上の写真、下の写真、人の大きさを比べるとスケールの大きさが分かると思います。

平城宮跡を一通り見るにはその大きさと混み具合により、時間がかかり、また基本徒歩での移動になるので体力を使います。奈良公園東大寺・大仏なども同日に併せて見ようと思われる方は気をつけて下さい。
1300年祭の様な大がかりなイベントはめったにない機会ですので、関西に住む、一奈良観光ファンとしては、是非遠方からも来て頂きたいのですが、時間と体力に余裕を持っていらっしゃることをお勧めします。

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