いい年をして、仕事ができないことに悩む毎日です。
新聞の広告欄で「すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術」というタイトルの本を見つけたので、早速買いました。
日々のいろいろな課題が、紙1枚にすっきりまとめて整理できるというのは、惹かれるイメージです。
- 作者: 高橋政史
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2011/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「話が分かりにくい」、「資料づくりが下手」、「論理的にもの考えるのが苦手」と言った悩みを持つ人に向けた本です。僕の課題にもぴったりです。
そのような人は、ものごとをシンプルに整理できないことに問題があるが、ロジカルシンキングの本を読んだりしてスキルを学んでも成果が上がらないことが多い。それは、学んだ整理法が身についていないため。この本では、「問題を整理する」、「資料を作る」、などの課題に応じて、紙1枚のフォーマットを7種類紹介。これらの仕事にフォーマットを活用すると、ものごとを整理するための思考が鍛えられると述べられています。
ものごとを整理する切り口としては、一般的には5W1H、物語や論文では起承転結、経営では戦略フレームワークなどがありますが、本書では「問題を整理する」「資料を作る」の他、「報告書・企画書」「会議」「引き継ぎ」「資料・本の要約」と言った、ビジネスマンが日々出会う具体的な仕事に対応した整理法とフォーマットを用意・解説しています。
書店で見ると、200ページ弱で税別1,380円なので買うのを躊躇しましたが、この本自体も無駄が無くシンプルに作られているためだと自分で自分を納得させました。もう少し事例があれば、なおよかったです。
7種類のフォーマットは練られており、じっくり読んでそれぞれの考え方をきっかけや参考にして、自分の課題に応じたフォーマットを作るのがおもしろいと思います。