今年の5月に発売された、サントリーのシングルモルトウイスキー白州の新製品「白州」を飲みました。
白州には、これまで10年、12年、18年、25年がありましたが、年数表示のない白州の登場です。同時に「山崎」も発売されています。
http://www.suntory.co.jp/news/2012/11396.html
今回、ウイスキーファンのさらなる拡大に向け、ハイボールをきっかけにウイスキーに興味をもたれた方に対しプレミアムウイスキーにも親しんでいただくため、当社のフラッグシップブランド「山崎」「白州」から、新たなラインナップを発売するものです。世界でも高く評価されている「山崎」「白州」ブランドの特長を持ちながらも飲みやすさを追求した味わいで、当社が保有する多種多様な原酒の中から、貯蔵年数にこだわらず香味設計に適した原酒を選択しました。
とのことです。
香りと味については、同じくニュースリリースによると
http://www.suntory.co.jp/news/2012/11396.html
森の若葉のようなみずみずしくほのかなスモーキーフレーバーを備えた「ライトリーピーテッドモルト」と、「白州」らしい複雑さと奥行きを持つさまざまな原酒をヴァッティングしました。それぞれの個性が重なり合うことで生まれた、フレッシュな香り、爽やかで軽快なキレの良い味わいが特長です。
製品情報によると
http://www.suntory.co.jp/whisky/hakushu/flash/product/hakushu.html
爽やかな新緑の香りと果実香に、甘く柔らかなスモーキーさが漂う。フルーティでコクがあり、キレの良い味わい。
色:明るい黄金色
香り:すだち、ミント
味:軽快で爽やかな口あたりほのかな酸味を感じるすっきりさ
フィニッシュ:かすかなスモーキー、ほのかな甘み、すっきりとしたキレ
とあります。
白州はこれまで、ヘビーリーピーテッドという限定製品も出しており、ピート香にこだわったウイスキーです。繊細な山崎、重厚な白州という印象です。
新白州は、ホームページよると、さわやかさ、フルーティー、軽いスモーキーフレーバーを特徴として前面に出しています。
実際に飲んでみると、ピート香、スモーキーさは10年、12年と比べて少なくはなっているもののしっかりと残っていました。白州ファンとしてはうれしいところです。
さわやかさでは、ミントの香りを特に感じました。
食前酒、食中酒としてはハイボールや水割り、食後酒としては、ストレート、トゥワイスアップ、いろいろな飲み方で楽しめるウイスキーだと思います。
それほど小遣いがない身としては、350mlで2,000円以下で買える、山崎、白州が登場したことが、うれしい限りです。旅行に持って行くにも、ちょうどいい量と価格です。
また、サントリーの営業の方の拡販努力の成果だと思うのですが、これまで山崎・白州を置いていなかった食品スーパーにも新山崎・白州は置いてあります。近所のスーパーでシングルモルトウイスキー山崎・白州を買うことができるのは、おおげさに言うと画期的です。このまま定番商品になってほしいと思っています。