安いけれど「本格焼酎」風味わいの甲乙混和焼酎「こく芋」

サッポロビールの甲類乙類混和焼酎「こく芋」を飲みました。

2012年3月発売の商品で、サッポロビールのホームページには、特設サイトもあります。
http://www.sapporobeer.jp/shochu/kokuimo/index.html

1.8リットルの紙パック入り製品です。お酒のディスカウンター食品スーパーで、1000円以下で売っています。何と言っても安い値段です。乙類・本格焼酎の1.8リットル紙パックが、おおよそ1,400円から1,600円であるのと比べると、約6割の値段です。また、他の甲乙混和焼酎よりも低価格です。

甲類乙類混和焼酎は、名前の通り甲類焼酎と本格焼酎の乙類焼酎をブレンドした焼酎です。価格の安い甲類焼酎に、乙類・本格焼酎を加えることで、低価格で本格焼酎の風味・味わいを作り出しています。

パッケージの裏面を見ると「こく芋」の原材料は、焼酎甲類85%(糖蜜)、焼酎乙類15%(さつまいも、米麹(国産米、タイ産米))とあります。

やはり本格焼酎とはかなり異なる原料です。低価格を実現するための原料だと考えられます。

しかし味は、かなり芋焼酎の風味を感じます。クセがない、クセを味わう焼酎ではないので、ストレート、ロック、お湯割りいずれでもおいしく飲むことができます。

本格焼酎と全く同じ風味、コクとはいきませんが、値段を考えると十分だと思います。酒代に使えるお金は限られているので、普段飲むお酒に加えて、本格焼酎本格焼酎として別に楽しみたいと思います。

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