2016年5月18日から23日まで、大阪タカシマヤで日本酒祭が開催されたので行ってきました。昨年の5月が第1回で、今回が2回目の開催です。
入場無料で、全国から50の蔵元が集まり、蔵元の方の話しを聞きながら日本酒の試飲と購入ができるイベントです。
蔵元ブースでの試飲の他、有料でお酒を飲めるコーナーとして、出店している各蔵元がそれぞれお勧めの1本を有料試飲できる「蔵元'S BAR」というコーナー、本町の日本酒居酒屋「日本酒うさぎ」の立ち飲みBARコーナーもありました。
パンフレットやホームページでは、吟醸酒を中心に掲載していましたが、各蔵元とも他にもいろいろな銘柄を用意していました。
まずは「蔵元'S BAR」の有料試飲に行きました。立ち飲みカウンターが作られていて、蔵元の方が交代でカウンターの中に立つ趣向です。山形県の米鶴酒造の方がおられる時間だったので、お話しを聞きながら純米大吟醸亀粋をいただきました。
「亀粋」は米鶴酒造の兼業農家の社員が育てている酒米の名前で、「亀の尾」の変種であり、米鶴酒造だけがこの酒米を使っているとのことです。吟醸香とともにお米の味わいが湧いてくるお酒でした。
次に酒蔵ブースを見て回りました。
徳島県の本家松浦酒造場で少し話を聞きました。鳴門鯛という銘柄です。酒米で作ったお酒、食用米で作っなmたお酒、アメリカ向け輸出が多いというアルコール度数を18%程度まで高めた吟醸生酒を試飲しました。この日は、酒米で作った季節品の純米吟醸生原酒を買って帰りました。
最後に、「日本酒うさぎ」のコーナーで、利き酒セットをいただきました。「日本酒うさぎ」のコーナーでは、銘柄を指定して注文できる他、毎日テーマを決めて利き酒セットが用意されています。この日のテーマは、生もとづくりでした。生もとづくりというと、こくが出るのが特徴と思っていましたが、解説の通り、「すっきり」、「こくあり」、「まろやか」の違いを味わうことができました。お酒の色も違います。この様な切り口で利き酒にすると、お酒の多様さが感じられます。
今回は平日の夜に行き、短い時間で回りましたが、来年以降も開催されるなら、休日に時間をかけてゆっくりと訪問したい日本酒祭です。