場所:
大阪府大阪市天王寺区上本町6-5-13 商業施設 上本町YUFURA 5F
大阪のうどんの老舗、道頓堀今井の上本町YUFURA(ユフラ)店に行ってきました。
道頓堀今井は、昭和21年創業、店名の通り道頓堀を本店とする大阪うどんの有名店です。大阪では、比較的新しいお店も、讃岐系や独自の工夫を加えたお店など、有名でとてもおいしいところが数多くありますが、道頓堀今井は戦後から始まる大阪うどんを味わえるお店です。
大阪市内では、道頓堀の本店の他、大阪の新大阪駅構内の大阪の有名店を集めたフードコーナー「大阪のれんめぐり」店、リーガロイヤルホテル、ホテルニューオータニ、今回行った上本町YUFURAに出店しています。
上本町YUFURA店は、新歌舞伎座とショッピングモール、オフィスのある施設です。6階が新歌舞伎座、5回が今井のあるレストランフロアなので、普段は新歌舞伎座の舞台を見に来たお客さんの利用が中心だと思います。メニューには観劇弁当もあります。公演前後の時間をはずすと、ゆっくりと飲食ができます。
今回伺ったのは平日午後8時頃で、公演がなかったか観劇終わりの人は帰った後で、すぐに入ることができました。
最初に、飲み物は瓶ビール、酒の肴はだし巻き卵と白身のお刺身を頼み、その後お酒は山形の上喜元を1合いただきました。徳利もお猪口も錫でこだわりがあります。
その後で、名物のきつねうどんをいただきました。
名物の出しは全体的には甘く、ゆっくりと味わうと昆布と削り節の味と香りが湧いてきます。
麺は、小麦の味が強く出ていて、讃岐ほど強くはありませんがしっかりとしたコシがあります。讃岐うどんを食べられている方にはコシに満足できないかもしれませんが、大阪うどんの特徴を感じます。
揚げは2枚、こちらも甘さが前面に出て、その後だしの味わいが広がります。
周りでは、鍋や松花堂を注文している方もおられました。
うどんのみ、酒の肴とうどん、鍋コース、弁当などいろいろな注文ができるお店だと思います。
長らく本店に行っていませんが、また本店にも行ってみたいと思いました。