11月10日に東大阪市の近鉄布施駅4階ホームにできた、関西発出店の無人決裁のファミリーマートに行きました。
運営会社の近鉄リテーリングとファミリーマートのニュースリリースによると、「TOUCH TO GO」という会社が開発したシステムを使用しているとのことです。
開店当社は店内に店員さんが2名おられましたが、先週は1名でした。
入口にはゲートがあり、近づくと自動で開きます。
セルフレジは2台ありました。商品棚で商品を取り、出口そばのセルフレジの台の上に置くと、自分で商品スキャンしなくても、買う商品が表示されました。
天井に多くのカメラが設置されていて、そこからの情報等で判断するそうです。
その他は通常のセルフレジと同じで、タッチパネルでポイントカードの有り無しや、支払い方法を選択して、支払いを行います。
お酒を買った場合は、レジ画面に「20歳以上ですか?」の確認表示が出て、「はい」を押すと、「確認しています」の文字が出て数秒待ちました。20歳以上の確認もカメラで行っている様です。
出口のゲートは閉じられていて、レジでの支払いが終わると開きます。
何も買わない場合は、レジで「何も買わないで出る」ということを示す操作が必要になります。
数回行ったのですが、誤認識した場合はお客がレジのタッチパネルを操作して、買っていない商品の削除や、買った商品のスキャンが必要になります。
僕が行って誤認識した時は、店員さんに修正を行ってもらいました。
駅のホームという限られた場所で、駅構内には別のファミリーマートもあり、合わせて運営できるという条件があり、無人店舗を試みられたのだと思います。
レジで自分で商品をスキャンしなくても、買おうとしている商品が表示されたのは、結構不思議な感じでした。