場所:名古屋市熱田区神戸町503
最寄り駅:名古屋市営地下鉄名城線 伝馬町駅
8月の中旬に、名古屋市熱田区の「あつた蓬莱軒 本店」に行き、名物の「ひつまぶし」を食べました。「ひつまぶし」は、「あつた蓬莱軒」の登録商標とのことです。
こちらでは事前予約を受け付けておらず、当日お店に行って順番待ちの受付をすると、何時に来てくださいと時間が伝えられ、その時間に戻るという方式です。
この日は12時に受付し、指定時間は2時でした。
お店は、歴史を感じる和風の店構えです。
初めて行き、相応のお値段のするお店なので、敷居が高いかと思っていたのですが、お客は、若い人同士、家族連れなど、老若男女で、入りやすい雰囲気でした。
食事の席は、2階の座敷の広間でした。
うまきとひつまぶしを注文しました
二人で行ったのですが、うまきは、お店の方から二つに切りましょうかと言ってもらい、切っていただきました。
出汁の効いた玉子焼きに、鰻の合わさった、おいしいうまきです。
ひつまぶしは、席に食べ方の説明書きもありましたが、出していただいた時に、説明しますかと尋ねられたので、口頭でもお願いしました。
一般的に知られている通り、
おひつの中の、鰻とごはんを四等分にし、
一膳目はそのまま
二膳目は薬味を入れて
三膳目は出汁をかけて
最後は、お好みで
という食べ方です。
薬味は、のり、わさび、ネギです。
一膳目をそのまま食べると、鰻は、刻まれていますがふっくらとしており、また表面はパリッと焼かれて香ばしく、鰻、タレ、ごはんとも、とてもおいしかったです。
薬味はわさびとの組合せがおいしく、出汁をかけると鰻が柔らかくなるので、また味と食感が変わります。
鰻そのものがおいしかったので、最後のお好みの食べ方は、一膳目の「そのまま」でいただきました。
あつた蓬莱軒に行くのも、本格的なひつまぶしを食べるのも初めてだったので、思い返すと先ず鰻のおいしさだけで満足し、ひつまぶしそれぞれの食べ方をじっくり味わうまで至りませんでした。
なかなか行くことはできないと思いますが、いつか再訪して、次回はそれぞれの食べ方をより味わいたいと思います。