ITの話。クラウドストレージ「box」の「Box Edit」機能が、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を利用していると使えない場合の対応方法

Box Editは、boxのWebアプリ上で、Word、ExcelPowerPointのファイルを開いている場合、「アプリで開く」アイコンをクリックすると、ローカルパソコンのオフィスソフトでそれぞれのファイルを開き、編集可能になるという便利な機能です。

boxを利用しているWindowsパソコンで、WEBサイト閲覧制限アプリのiFilterシリーズ「i-FILTER ブラウザー&クラウド」のWindows用MultiAgentアプリを使用している場合、Box Editが起動しない、使用できないという現象が出ました。

解決方法としては、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」の、フィルター除外設定のポート除外設定で、17223と17224を除外指定することで「Box Edit」が利用できる様になりました。

下記box supportのページで、「Box Edit」を利用するには17223、17224ポートの通信を許可する必要があるとの記載がありました。
https://support.box.com/hc/ja/articles/360043697634-Box-Tools-v4%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E8%A6%81%E4%BB%B6%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

しかし、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」MultiAgentが、ローカルパソコン内のアプリケーション間の通信も制限していることが分からず、解決に時間がかかりました。

インターネット向けの17223、17224ポートの通信は必要がないため、両ポートのインターネット向け通信は、外部向けファイアウォールで禁止されていることを確認しておきました。

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