大口酒造株式会社の伊佐錦と黒伊佐錦を飲みました。
伊佐錦は、ストレートで飲んでも口当たりが良い焼酎です。口の中に甘みが広がる感じがします。
黒伊佐錦はそれに加えて黒麹のコクが広がります。また、焼酎の例えとしてとても下手なのですが、上質のソーセージに似た風味を感じます。
大口酒造さんの公式ホームページです。
http://www.isanishiki.com/index2.html
こちらのホームページで、伊佐焼酎の来歴について知りました。
伊佐には、大口酒造株式会社の他、「伊佐美」の合資会社甲斐商店、「伊佐大泉」の大山酒造合名会社がありますが、昔は13の蔵元があり、そのうち11の蔵元が協業組合として統一ブランド『伊佐錦』の大口酒造を創業されたそうです。
また、地元の郡山八幡神社から、日本で初めての焼酎という文字が出てきた資料が発見され、伊佐市が焼酎発祥の地と言われる由縁となったとのことです。
その資料は、昔の宮大工が残した落書きで、「ここの主はケチで一度も焼酎を飲ましてくれなかった」という内容のものだったそうで、そのような落書きが焼酎発祥の証人になるとは、歴史の面白みを感じます。
大口酒造さんのホームページは一度ご覧になることをお勧めします。