「アイルランドフェスティバル 2012 大阪」で、アイリッシュウイスキーを飲む

3月17日の土曜日、大阪中之島公演でアイルランドフェスティバルというイベントがあり、特設アイリッシュパブが登場するとのことだったので、行って来ました。

アイルランドフェスティバルは、 非営利団体の「アイリッシュネットワークジャパン大阪」が主催し、「アイルランド大使館」、「大阪市」が後援しています。アイルランドのナショナルデーである「セント・パトリックス・デー」を記念してのイベントとのことです。

この日は朝から雨が降っていましたが、午前11時頃に行くと、ちょうど雨が上がったところでした。

地下鉄御堂筋線淀屋橋駅を降り、大阪市役所から中央公会堂方面に向かうと会場がありました。
 

会場中央にはダンス・音楽ライブ用のステージが設営され、それを囲むような位置に物販、飲食販売の緑色のテントが並んでいました。緑は、アイルランドのシンボルカラーだそうです。
 

複数のお店がアイルランドにちなんだ料理、飲み物を販売し、これらがアイリッシュパブという設定です。
アイリッシュドリンクコーナー」には、お酒が並んでいました。

最初に、ギネスの樽生を飲みました。500円です。
向かって右側がサーバから注いだばかりのもの、左側が時間をおいたものです。注いだ順に左側から置かれていったものです。注いですぐのギネスはカフェオレの様な色ですが、しばらくおいて泡が落ち着くと黒いギネスの色になります。

次にアイリッシュウイスキーです。大阪市西区にある「アイリッシュバー ギャツビー」の出店です。
 

まずは、タラモアデューを飲みました。500円です。
 

村上春樹さんの「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」に、アイルランドのパブで、タラモアデューを飲む老人のエピソードがあり、それが印象的で、飲んでみたいと思っていたものです。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

やや甘みのある、すっきりとした味と感じました。お店では水の他にソーダも勧められたので、もう少し暖かければソーダ割もよかったと思います。

この日の販売ウイスキーは、一杯、500円、1,000円、1,500円と分かれており、500円、1,000円の銘柄を数種類飲み比べしようと思っていたのですが、お店の方(マスター?)に、「ミドルトン・ベリーレアを特別に1,500円で出しているので、お勧めです」と教えてもらい、飲むことにしました。

複雑で濃密な味で、最後にキャラメルのような後味が広がるのを感じました。
ボトルで買うにしても、お店で飲むにしても安くはないお酒ですが、是非またどこかで飲んでみたいと思いました。


本日は予算をオーバーしたので、これで飲み終わりです。

イベント全体は、規模はそれほど大きくないのですが、和気あいあいとして、とても楽しいイベントでした。

お酒は、他のイベントでは割高と感じることもありますが、当イベントではかなりお得感がありました。本格的なアイリッシュウイスキーを、気軽に楽しめるとても良い機会になりました。

是非、来年以降も引き続き、開催していただきたいイベントです。

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