麺屋 和人(わびと)河内小阪店に2回目の訪問をしました。前回は、カウンター席で定番の和人ラーメンを食べましたが、今回は二人掛けのテーブル席に座り、ワンタン麺を食べました。
比較的お客の少ない、午後の遅めの時間に行き、改めてめて店内を見回すと、とても凝ったきれいな内装ということが分かります。
二人掛けテーブル席も、サービスの飲み放題の黒ウーロン茶のサーバが置かれ、食べ放題のキムチの壺が置かれています。
テーブル席もカウンター席と同じく、薬味・箸・レンゲ等は、机の下の引き出しに収納されています。
こちらも改めてじっくりと見てみました。
左上に試験管の様な容器に入った5種類の薬味、その下に髪の長い人が髪を束ねることなどに使う輪ゴム、つまようじ、右側には箸とレンゲがあります。
特徴的なのは、ブラックペッパー、ガラムマサラ、ローストガーリック、バジル、一味と、揃った5種類の薬味です。これらの薬味で自由に味付けしてよいというお店の考えがあらわれているのだと思います。
試験管の様な容器は、取り出すと注射器の様な形と仕組みになっています。全体を手で握り、写真では下の方の平たい部分を親指で押すと、一定量の薬味が出る仕組みです。一回押して出る量は少なめで、一度に何回も押してしまいがちですので、回数を少なめにして味を調整するのがコツです。
ワンタン麺は、追加料金不要の大盛にしてもらいました。
和人ラーメンと同じくスープは魚貝醤油、麺は中太ストレートです。具材は、和人ラーメンの鶏チャーシューがワンタンに代わり、その他は同じく、のり、煮卵、メンマです。
鶏チャーシューが、ワンタンに代わることで、全体の味がかなり変わりました。
鶏チャーシューは鶏とレモンの味・風味が広がるのに対し、ワンタンは豚と生姜の味・風味が広がり、和人ラーメンより強めの味になります。ワンタンは、あまりスープを含んでいない状態では豚の風味が強く、しっかりとスープに浸して食べるとスープの魚貝の他に生姜の風味も強まり、また違った味になります。スープに生姜の風味も広がります。和人ラーメンとワンタン麺では印象が変わります。
この日は、麺と具材を食べ終わった後に、いろいろと薬味を試してみました。元の味とは変わりますが、様々な味を試すことができました。個性的な味に変わるのはラーメン店では珍しいガラムマサラでした。
スープ、麺のベースは同じでも、具材で全体の味が変わることを感じ、また、薬味による味の変化も試しました。
ベースがしっかりしているので、また、いろいろなメニューや薬味、サイドメニューも試してみたいと思います。