大阪天満宮で開催された天満天神梅酒大会 2012

2月25日の土曜日、大阪天満宮で開催された、天満天神梅酒大会に行ってきました。

日本全国の蔵元から出品された梅酒とリキュールを、一般参加者と専門家が審査し、その年の「日本一の梅酒」「日本一のリキュール」を選ぼうというイベントです。

今年は6回目で、2月15日(水)〜2月21日(火)に開催されました。出品リストによると梅酒は316銘柄、リキュールは163銘柄ありました。たいへんな数です。
梅酒とリキュールを広く知ってもらおうという目的で、大阪天満宮天神橋筋商店街、全国の酒蔵、酒屋などの協力体制があって実現しているイベントです。

まずは、一般参加者が、当日700円、前売り500円で有料の試飲を行い、気に入った銘柄5つに投票します。その上位10銘柄を専門家が審査し、日本一を選びます。

一般参加の有料試飲に行きました。

2月25日の土曜日は、寒い日でした。献梅された南高梅は、まだまだほころびる気配がありません。

会場は、梅酒部門とリキュール部門で分かれており、開会時間の10時に行くと、梅酒部門には既に入場待ちの長い行列ができていました。

「リキュール部門はすぐに入れます」と呼び込みされていましたが、ここは我慢して梅酒部門の列に並ぶことにしました。

この様に、入場券に投票券が付いています。

その時の混み具合によって試飲時間に制限が設けらており、この時は30分でした。10時から、1時間半並んで、11時半に入場しました。
会場はこのテントの中です。

中に入ると、人がひしめきあっていました。
 

このような小さなカップで、これくらいの量で試飲します。

テーブルに梅酒が並んでいて、テーブルの向こう側にスタッフの人がいます。
カップを差し出し、梅酒に付けられた番号を言ったり、瓶を指さしたりして梅酒を指定し、注いでもらいます。中に入ると、比較的すいているところに行って、その周囲の梅酒をどんどん試飲していきます。
 

カップは交換でき、会場内の隅にカップを洗えるところもありますが、一杯飲んでカップを洗ったり交換したりする時間はないので、次々に試飲して時折カップを洗いました。

最初は、人が多すぎてほとんど試飲できないのではと思いましたが、結構飲むことができました。綾菊酒造の「綾菊の梅の実」は、ちゃんと梅の実を入れてもらえました。ただ、次々と飲んで行くので、しっかりメモしておかないと投票する銘柄、買い求めたい銘柄が分からなくなってしまいます。


手に色付きシールを貼っていて、「何色のシールの方、そろそろ投票をお願いします。」と呼びかけられます。投票して退場です。

隣のテントでは、梅酒の販売を行っていました。4合入りで、1,500円くらいの価格が多かったです。こちらも人気で、売り切れている銘柄が多くありました。

今回初めて参加しましたが、これだけの梅酒が一堂に会し、試飲と購入ができるのは、貴重な機会です。

来年の教訓としては、
・押し合いへし合いのなかで試飲し、お酒がこぼれたりするので、多少汚れても良い格好が良い。
・外で並んでいる時はかなり寒いが、中に入ると動きやすい方が良いので、厚着するよりも、カイロなどで防寒対策をしていく。
・荷物は小さめ、できれば手ぶらが良い。メモを取るなら、ペンとメモは、首からぶら下げられるようにしていくと便利。
・購入するなら、会期の最初の方に行く方が良い。
などを感じました。

梅酒会場を出ると、リキュール部門も行列ができていて今回は参加できませんでした。
来年は工夫して、是非リキュールも楽しみたいと思います。

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