西宮の酒蔵ルネサンスに行ってきました

一ヶ月前のことですが、10月3日の日曜日に第14回「西宮酒蔵ルネサンスと食フェア」に行ってきました。

「西宮酒蔵ルネサンスと食フェア」は、兵庫県西宮市の西宮神社を中心に開催される地元のお酒と食材のイベントです。
阪神淡路大震災で被害を受けた酒蔵の復興祈願をきっかけとして始まったもので、毎年10月初旬の土日に行われています。今年の開催日は10月2日(土)、3日(日)でした。この頃は新酒の仕込みが始まる前で、冷やおろしのお酒が楽しめる時期でもあります。販売コーナーでは、「秋晴れ」「冷やおろし」という名前を付けた限定酒も目につきました。

メイン会場は西宮神社で、周辺の大手メーカーである、白鹿、白鷹、日本盛、大関アサヒビールがサテライト会場になっています。各所でお酒の試飲ができたり、陶器市や地元産品の直売などのイベントも開催されます。

各会場間は20分に1本巡回している無料ループバスで移動できます。ただ、混んでいて乗れず、次のバスを待つこともあり、移動に時間がかかります。事前にどこを回るか決めておいた方がいいと思います。
僕は今年は、西宮神社で、試飲、食事、買い物と、「日本酒塾」というイベントに参加し、その後先日閉鎖が発表されたアサヒビール西宮工場に行くことにしました。

10時過ぎに西宮神社に到着。この日は午後から雨だったのですが、このときはまだ曇り空です。
屋台はまだ準備中のところもあります。

まず、試飲やお酒の販売コーナーである「あじわい酒ぐらひろば」に行くと、もうたくさんの人が集まっていました。酒造組合と10の酒蔵が参加し、試飲だけで、かなりしっかり飲むことができます。

11時からは、神社開館で行われた「日本酒塾」に参加しました。参加料500円。ワンカップのおみやげ付きです。

司会は伊丹章さん。釣り番組の司会などをされている方です。
http://ameblo.jp/itamiakira/entry-10666167131.html
マルバツのクイズに答えていき、勝ち抜きで最後まで残ると、5名程度に商品の日本酒がもらえます。僕は最後まで残ることはできませんでした。
最初に司会より、このイベントはクイズを通して日本酒の知識を学ぼうという趣旨で、あまり勝負にはこだわらず、楽しんでほしいと説明がありました。
僕もその心づもりで挑みましたが途中で間違うと悔しく、来年も開かれるならば、しっかり勉強して参加しようと思いました。
商品を受け取られた方の一人は香川県から来た女性で、このクイズに参加するためにやってきたとのことでした。意気込みが違いました。

外に出ると、本格的な雨が降っていました。
もう一度、「あじわい酒ぐらひろば」に行くと、やはり賑わっていました。みんな傘を片手に、試飲です。

午後からはサテライト会場のアサヒビール西宮工場に行ってきました。

工場見学と、ビールまたはソフトドリンク2杯の試飲ができます。
当工場は、来年8月に閉鎖することが発表されました。吹田工場に統合されるとのことです。たいへんな状況の中、イベントは例年通り開催されました。

原料の麦とホップです。展示用ですが、特にホップは少し香りが残っていました。

休日なので、ラインは止まっています。

見学コースの柱は、スーパードライのデコレーションがしてあったりして、楽しいです。

外には、ビール樽が積まれていました。壮観です。

試飲会場は、こんな感じです。

「西宮酒蔵ルネサンスと食フェア」は、いろいろな蔵元やお酒を知ることができる、とてもいい機会です。今年も大満足でした。このイベントがなければ、アサヒビールに見学に行くこともなかったと思います。アサヒビールは今年が最後になると思いますが、酒蔵ルネサンスには来年以降も参加して、西宮のお酒を楽しみたいと思います。

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