毎年2月は、「春鹿」の蔵元、今西清兵衛商店さんの酒蔵見学が開催されるので、参加してきました。
今年は、2月上旬のおだやかな暖かい日に行きました。
順路の関係から、最初は、後ろの方の工程の「搾り」から見学しました。
見学後、純米生原酒を試飲させてもらいました。口当たりの良いフルーティーな味です。蔵見学の最後にある試飲が楽しみになります。
ここでは麹米を配って頂き、試食することができました。普段食べているごはんと比べると、乾燥しているので水分が抜けて硬く締まっているのですが、強い甘みを感じました。麹による糖化の結果です。自然の力の不思議さを実感します。
最後は仕込みタンクです。ドロドロの状態、フツフツと泡立つ状態など、様々なもろみを見ることができました。ここでも自然の力を感じます。
春鹿の様々なお酒をたっぷり飲み比べできるのが、蔵見学の楽しみです。今回は次のお酒の他、恒例の甘酒、奈良漬けを用意して頂きました。
・しぼりたて超辛口純米生原酒
・吟醸超辛口
・本醸造酒 極味
・純米大吟醸
・本醸造 活性にごり生酒 しろみき
・発泡性純米酒ときめき
お酒は、テーブルの上におかれたものを自由に自分で注いでのみます。ついつい飲みすぎてしまいます。
今年は、春鹿を代表する銘柄、超辛口の、純米生原酒と吟醸超辛口を飲み比べできました。両方のお酒とも、口に含んだ時には、辛口の味がひろがります。吟醸超辛口の方が、後口の旨みが強い印象でした。超辛口生原酒も好みだったので、お土産には生原酒を買って帰ることにしました。
その他、燗酒用に以前燗酒の賞を取ったことのある本醸造酒極味、300ml瓶の本醸造生貯蔵酒を買って帰りました。
今年も春鹿のいろいろなお酒を充分楽しむことができました。